No.46 2015年01月20日
部材動向
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太陽電池向け材料の資源問題分析
中国依存度の高さが懸念材料に
PVモジュールは14年50GWを達成したと見られるが、多結晶シリコン太陽電池は6割以上を占めて、単結晶とあわせると9割近いシェアとなる。薄膜系はカドテル(CdTe)系のファーストソーラー(米)、CIGS系のソーラーフロンティア(日)、アモルファスシリコン系のカネカ(日)、パナソニック(日)などのメーカーが生産しているものの、全需要の1割弱に過ぎなくなっている。主流は完全に結晶系シリコンであることが分かる部材市場を分析してみた。
No.46号(2015年01月20日号)