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No.51 2015年06月20日

パワー半導体 市場分析
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パワコンの先行きを占うパワー半導体市場動向

根強いSiにどう迫るSiC、GaN

 パワー半導体はPVをはじめとする発電システム用パワコンにとって最重要な部品のひとつである。既に、富士通セミコンダクタ会津が窒化ガリウム(GaN)パワーデバイスの量産を2月から開始、昨年末には安川電機がPV向けGaNパワーコンディショナーの生産を発表、パナソニックが業界最小パッケージの耐圧6000VのGaNパワーデバイスを製品化するなど小型パワーコンディショナー分野で新しい動きが出ている。
 一方、メガソーラーをはじめとする大型発電や車両向け等のIGBTは基盤が閾値の問題からシリコン(Si)からシリコンカーバイド(SiC)やGaNへシフトするとされながらも、まだまだこれからの様相。
 根強いSiにどう迫る。日本のパワー半導体市場動向に焦点を当てた。

No.51号(2015年06月20日号)

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